各種ワクチン接種の禁忌及び副作用
予防接種ができない方
- 発熱(37.5度以上)
- 急性疾患に罹患中
- ワクチン成分で発熱、アレルギー反応をおこした既往のある方
生ワクチン(麻疹風疹、水痘、おたふくなど)の場合
- 妊婦さん
- 免疫抑制状態の方
は、ワクチン接種はできません。
(※ 生ワクチン接種後2か月は妊娠できません。)
当院で受けられる予防接種一覧
インフルエンザ予防接種
インフルエンザとは
※ 当院での予防接種は、3歳以上が対象となります。
※ 予約制にてインフルエンザワクチンを提供しています。
例年10月1日から開始
例年、インフルエンザの流行は11月下旬〜12月上旬頃です。
遅くてもこの時期には予防接種を受けておくことをおすすめしています。
※ 2020年度のインフルエンザワクチンは、WEB予約のみ受け付けております。
肺炎球菌ワクチン予防接種
たとえば、肺炎はさまざまな種類の細菌やウイルスの感染によって引き起こしますが、その原因の第1位となっているのが肺炎球菌による細菌感染です。
肺炎球菌は多くの種類が存在し、このワクチンは1回の接種で多数の型に効くようにつくられています。
費 用
肺炎球菌ワクチン予防接種(通常) | 9,000円 |
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肺炎球菌ワクチン予防接種(費用助成対象者) | 5,000円 |
費用助成対象者
仙台市内に住所があり、下記のどちらにも当てはまる方が対象となります。
- 定期接種対象者(※)にあてはまる方
- 過去に23価肺炎球菌ワクチンの接種を一度も受けたことがない方
(※)定期接種対象者について
詳しくは仙台市役所のサイト内、該当ページをご覧ください。
麻疹風疹ワクチン(MRワクチン)
ワクチン接種で病気の予防を
麻疹(はしか)と風疹(ふうしん)とは、飛沫感染によって、人から人へ感染する感染力がとても強い感染症です。
麻疹の場合は重症化して肺炎や脳炎などに至り死亡するリスクがあります。
また、妊娠初期の女性が風疹に感染してしまうと、生まれてくる赤ちゃんは先天異常を含む疾患を発症する危険性が高くなります。
麻疹と風疹は、事前にワクチンを接種することで病気を予防することができます。
それぞれに対する免疫の有無は「抗体検査」によって調べることもできますので、一度ご相談ください。
費 用
麻疹抗体検査 | 4,000円 |
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風疹抗体検査 | 4,000円 |
麻疹風疹ワクチン(MRワクチン) | 9,000円 |
また、仙台市では、成人を対象とした検査・予防接種の助成があります。
検査や予防接種に関する詳しい情報については、仙台市役所のHPをご覧ください。
水痘帯状疱疹ワクチン予防接種
帯状疱疹になった後に神経の痛みが残る帯状疱疹後神経痛は、重い後遺症であり、なかなか治りにくい症状です。
帯状疱疹後神経痛の予防をするために、50歳以上の方を対象として、ワクチンを接種することができます。
費 用
水痘帯状疱疹ワクチン予防接種 | 7,000円 |
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おたふくかぜワクチン予防接種
仙台市では、おたふくかぜワクチンの接種費用の一部を助成しています。(※ 任意接種)
当院は、おたふくかぜ予防接種の登録医療機関です。ぜひご来院ください。
費用助成対象者
おたふくかぜワクチン予防接種 | 2,500円 |
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費用助成対象者
- 仙台市に住民票がある「満1歳から3歳未満」のお子さん
- 原発避難者特例法に基づき指定された「福島県内の13市町村」から仙台市へ避難されている方
※ 助成回数:1回
→対象年齢内に複数回にわたって予防接種する場合でも、助成対象は「1回分」のみです。
詳しくは仙台市役所のサイト内、該当ページをご覧ください。
※ 当院では、成人のおたふくかぜワクチン予防接種にも対応しています。費用は6,000円です。ご希望の方はご相談ください。
A型肝炎ワクチン予防接種
日本は衛生環境が整っているが故に感染患者数は少数でした。
しかし、近年感染者が増加した事例があったため、今後は注意が必要とされています。
A型肝炎ウイルスに感染する可能性のある国へ旅行する方は、ワクチンの接種をおすすめします。
費 用
A型肝炎ワクチン予防接種 | 4,500円 |
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接種のながれ
A型肝炎ワクチンは3回接種いたします。
- 初回(1回目)
- 1ヶ月後(2回目)
- 6ヶ月後(3回目)
予防として抗体がつくのは、2回目接種後の約2週間後です。
複数回接種が必要なワクチンで、3回目の接種をいただくと抗体価が5年間持続しますので接種をおすすめします。
B型肝炎ワクチン予防接種
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染が原因で発症する肝臓の病気です。
肝炎になると肝臓の細胞が破壊され、肝硬変・肝がんへ進展する場合があるため注意が必要です。
B型肝炎ワクチンを接種することによって、ウイルスに対する抗体ができるため、B型肝炎を予防することができます。
肝臓は予備能力が高く、慢性肝炎や肝硬変になっても自覚症状が出ないことが多いとされています。
B型肝炎ウイルスへの感染が確認されたら、症状がなくともきちんと検査をして、病気を早く発見することが大切です。
<確認事項>
※ B型肝ワクチン予防接種は予約が必要です。(お電話で結構です)
※ 1週間程度のお時間を頂く場合もあります。
→通常予約していただいてから数日以内に納入できますが、(最短は数時間後、一般的には翌日以降)流通状況によっては、納入日数がかかる場合もあります。
費 用
B型肝炎ワクチン予防接種 | 4,500円 |
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接種のながれ
まず、HBs抗原検査およびHBs抗体検査を施行します。
HBs抗原、HBs抗体が共に陰性の場合、B型肝炎ワクチンを接種いたします。
B型肝炎ワクチンは3回接種いたします。
- 初回(1回目)
- 1ヶ月後(2回目)
- 6ヶ月後(3回目)
3回目のB型肝炎ワクチン接種2か月後にHBs抗体検査を施行し、抗体がついたか否かを調べます。
他の医療機関で一部の検査、ワクチンを施行されている方は、不足の検査、ワクチンのみの施行でもお受けいたします。
各種抗体検査
当院で施行できる抗体検査は、下記の通りです。
抗体検査一覧
HCV抗体 | 2,000円 |
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HBs抗原 | 2,000円 |
HBs抗体 | 2,000円 |
風疹抗体 | 4,000円 |
麻疹抗体 | 4,000円 |
おたふく抗体 | 4,000円 |
水痘抗体 | 4,000円 |